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先日、以下のツイートをしました。
うちの大学では、職員の年間休日は125日ほど。土曜が隔週休なのに、こんなに休みがあります。最近では土曜も完全に休みの大学も増えてきているので、その場合、年間休日はなんと140日!これ、決して都市伝説ではありません笑。
— たや(大学職員×転職支援) (@teeya_monokaki) November 3, 2022
このツイートをうけて、大学職員の「休み」について詳しく書いていこうかなと。
僕が勤める大学(地方の小規模私立大学)の話をベースに進めていきますが、他大学もそこまで大差はないと思われるので、ぜひ参考にしてください。
大学職員の年間休日は140日!?
まずは参考までに、僕が勤める大学の年間休日(2022年度)をご覧ください。
土日祝休み | その他休暇 | |
---|---|---|
4月 | 8日 | |
5月 | 10日 | GWは暦どおり |
6月 | 6日 | |
7月 | 9日 | 夏休みは7~9月の間で20日 |
8月 | 7日 | 〃 |
9月 | 8日 | 〃 |
10月 | 9日 | |
11月 | 8日 | |
12月 | 6日 | 年末年始は土日祝以外で8日 |
1月 | 9日 | 〃 |
2月 | 8日 | |
3月 | 7日 | |
計 | 95日 | 28日 |
2022年度は、土日祝の休みが【95日】、その他休暇が【28日】、合計で【123日】でした。
ここにプラスして、有給休暇を年間10日以上取りますので、年間休日は130日を超えますね。
仮に土曜日もすべてお休み(完全週休2日制)だとしたら、年間休日は145日になる計算です!ここに有給を加えたら…おそろしいですね。
最近では土曜日の授業を廃止にする大学が増えてきているので、土日祝が完全に休みの大学に勤めている職員は、このくらい休みをもらっていてもおかしくありません。
大学職員の夏休みは20日!?
前述の図表にも書きましたが、うちの大学の例でいうと、夏休みは7~9月の間で20日も取ることができます。学生の夏休み期間と重なる時期で業務が一気に落ち着くので、その間に好きに休んでね~というやつです。これ、控え目にいってもすごくないですか?
夏休み事情については、大学職員の夏休みは長い!~うちの大学は【20日】もあります~でたっぷり解説していますので、興味のある方はそちらをご覧ください。
大学職員のGW/年末年始は?
うちの大学の場合、GWは暦どおり、年末年始休暇は10日程度になります。
GWは4/30~5/2が平日だとフツーに出勤なので、そこも休みでええやんと何度も思ってしまいますが、学生が通常授業なので仕方ないですね。
そのかわり、年末年始休暇は長いです。民間企業だと、12/29~休みに入るところが多いですよね。それがうちの大学では、毎年クリスマスが終わったらすぐ休みに入りますから。仕事始めは世間とほぼ変わりませんが。
GWも年末年始も「学生に合わせて」が基本なので、だいたいどの大学も似たようなかんじで休んでいるはずです。
大学職員は有給休暇が取り放題!?
さすがに取り放題とまではいきませんが、何の気兼ねもなく取れますね、うちの大学の場合は。
GW、夏休み、年末年始などの長期休暇のとき、有給は必ず取ります。たとえば、土日+夏休み+有給をあわせて5連休とかは、わりとみんなフツーに取っています。大手企業であっても、さすがにここまではいかないんじゃないでしょうか。
大学職員は完全週休2日制?土曜出勤ナシ?
週休の話もしておきましょう。
前述したとおり、僕の勤める大学は、隔週休2日制です。土曜日は交替制で隔週休み、という休日形態ですね。土曜日に授業があるので、どうしても土曜出勤が発生してしまうわけです。
世の中が完全週休2日制に移行するなか、うちの大学でも「土曜日の授業廃止」が議論にはなったんですが、残念ながら決定には至りませんでした。
他大学の話を聞くと、土曜授業ナシの大学も増えてきているので、完全週休2日制で働いている職員も少なくありません。このへんは大学の考え方によるので、求人をじっくりチェックすべきですね。
大学職員は休日出勤が多い!?
実は、休日出勤がわりとたくさんあります。大学なので、土日に各種イベントを行うことが多いからです。これはどの大学も共通しています。
たとえば、入学式、オープンキャンパス、学園祭、卒業式、入試、父母会、学部ごとのイベントなど。年間を通じて土日に出勤することは、けっこう多いです。
ただ、確実に振替休日を取ることができるので、不満をもつ人はいないです。基本的に土日祝休みですが、定期的に平日休みも取れるので、逆にちょっとうれしかったりしますね(個人的感想)。
大学職員はなぜこんなに休みが多い?
ではなぜ、大学職員の休みはこんなに多いのか。これ、ふざけてるようで真面目な話をしますが、「みんな休みたいから」が答えだと思っています。一般職員も、そして管理職も、みんな「休みたい」んです。
そもそも大学職員は「学生ありき」の商売なので、学生が長期休暇に入ると仕事が一気に減るわけです。もちろん、仕事をつくろうと思えばいくらでもつくれますが、「そんなにムリして働いてもねえ」というのが保守的な大学職員の考え方ですから。
有給休暇が取りやすいのも、理由はそこ。事前に上長に報告さえすれば、周りにいちいち休む理由なんて言う必要ない。「あの人、また有給?」…なんて文句をつけると、自分が有給を取りたいときに取りづらくなりますからね。そんなこんなで、ゆるい環境ができあがるわけです。
【要注意】大学職員への転職を検討している方へ
というわけで、大学職員のお休み事情でした。これだけでも転職の動機になりえる大学職員ってすごいですよね。
最後に、大学職員への転職を視野に入れている方にお伝えしたい注意点があります。それは、実際に大学職員の求人を見ても「実際、休みがどのくらい取れるのか」が詳細に書かれていることはまずありえない、ということです。つまり、その大学のお休み事情がわからない状態で応募を検討しなければなりません。
しかし、お休み事情を事前に把握したうえで応募するか否かを検討できる方法が1つだけあります。それが【転職エージェント】の活用です。
転職エージェントには、“キャリアアドバイザー”という転職支援のプロフェッショナルがいます。転職エージェントに会員登録することで、このキャリアアドバイザーがもれなく担当者として付き、転職活動に関するあれこれを全面的にバックアップしてくれるのです。
それこそ、できるかぎり面接で質問するのは避けたい給与・待遇面、残業、そして休日休暇についても、事前にあなたの代わりに大学側に確認してくれる。そうした“内部事情”を把握したうえで、あなたは応募を検討できるというわけ。そして、これらのサポートをすべて“無料”でやってくれるというのだから、使わない手はないです。
では、どの転職エージェントを使えばいいか。この答えは明確で、リクルートエージェントとdodaを利用するとよいです。数ある転職エージェントのなかで、この2社が大学職員の求人件数を最も多く保有しているからです。
大学職員の具体的な求人件数については、大学職員の求人に強いおすすめの転職エージェントをランキングで紹介!の記事でランキングにしてまとめてみましたので、興味があればそちらもあわせてご覧ください。
大学職員はかなりの人気求人なので、募集を早めにクローズしてしまう大学も少なくありません。大学職員への転職を本気で検討している方は、以下のボタンより早めの登録をおすすめします。
最高に使える“口コミサイト”がある
ご参考までにですが、僕が転職活動をしていたときは、転職会議という口コミサイトを使いまくっていました。いわゆる企業の口コミサイトなんですが、大学の“内部事情”もたくさん掲載されているんです。
ある日の転職会議を調べてみたところ、269件もヒット!有名大学はもちろん、地方の中堅大学や小規模大学などの口コミも載っていますよ。
現役職員&元職員のぶっちゃけ話が載っていて、職場の風土や人間関係だけでなく、あまり表に出てこない採用試験に関することを詳細に書いてくれている人もいます。
たとえば『早稲田大学』の口コミは、587件も載ってます。「ワークライフバランス」に関する口コミも、76件もありますね↓
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