先日、以下のツイートをしました。
大学職員の求人に強い転職サイト&転職エージェントをご存じですか?実はこのたび、数ある転職サービスを地道にチェックし、大学職員の求人を調査。それをランキング形式にまとめてみました。
— てーや(大学職員×転職支援) (@teeya_monokaki) October 12, 2022
こんな面倒ごとをやっている人は他にいないと思いますので…興味のある方はぜひ。https://t.co/1hNy5AHZgx
ということで、つくりました。大学職員の求人に強い転職サイト&転職エージェントのランキングを!
この記事を読めば、あまたの転職支援サービスがあるなかで、「大学職員の求人に強いサービス」と「大学職員の求人をほとんど取り扱っていないサービス」が明らかになります。
あなたがたくさんの大学職員の求人と出会い、転職活動を効率的に進められるよう、時間をかけて調査しました。大学職員への転職を本気でお考えの方は、ぜひご覧ください!
大学職員の求人に強い転職サイト
あまたある転職サイトにおいて代表的なものをピックアップし、比較してみました。
ここでいう転職サイトとは、いわゆる【求人検索サイト】のことです。最近流行りの【スカウト型サービス】についても、あわせて比較していくことにします。
◆大学職員の求人【転職サイト編】
2023年3月31日付
順位 | サービス名 | 掲載数 |
---|---|---|
1位 | リクルートダイレクトスカウト | 23件 |
2位 | リクナビNEXT | 17件 |
3位 | マイナビ転職 | 13件 |
4位 | ビズリーチ | 11件 |
5位 | エン転職 | 1件 |
6位 | Re 就活 | 0件 |
6位 | 0件 | |
6位 | 0件 | |
番外 | 数百件 | |
番外 | 数百件 |
※大学職員への転職ドットコム 調べ
※スカウト型サービスである『リクルートダイレクトスカウト』と『ビズリーチ』を含む。
これを見れば一目瞭然!リクルートダイレクトスカウト、リクナビNEXT
、マイナビ転職、ビズリーチ
の上位4強が飛びぬけています。この4サイトは、掲載件数だけでなく、誰もが知る有名大学の求人も多いのが特徴です。
番外編のシゴトinはですね、実は大学職員の求人が数えきれないほど掲載されていて…ランキングには入れませんでした。サイト内のフリーワード検索窓に「学校法人 大学」と入れて検索すると、700件以上の求人がヒットするんです!中身を見ていくと教員募集なども一部ありますが、多くが大学職員の求人です。
サイトの特性上、パート・アルバイトの求人がメインではありますが、正規雇用の募集もちらほらありますから。見ておいてまったく損はないです。パート・アルバイトでもいいという人からすれば、まさに神サイトかなと…!
もうひとつの番外編であるキャリアインデックスは、100以上の転職サイトで扱っている求人情報をまとめて掲載している珍しいサイトでして。つまり、100以上の転職サイトに掲載されている大学職員の求人を一挙に検索できちゃうんです!膨大すぎて逆に検索しにくいかも…というデメリットはあるものの、数えきれないほどの求人ボリュームがあります。
と、ここで、ひとつ注意点を。
「掲載件数の多いリクルートダイレクトスカウト、リクナビNEXT
、マイナビ転職、ビズリーチ
のいずれかに登録すればいいのね」と思う方がいるかと思いますが、「いずれか」ではなく「4つ全部」のサイトに登録しておきたいところ。(ここはマスト)
もっと欲をいえば、番外編のシゴトinも活用して、定期的にチェックしておくのが理想です。
というのも、基本的にどの大学も、求人は1つのサイトにしか掲出しないから。
理由は2つ。
◆求人を掲載するにも多額の費用がかかる。
◆大学職員=人気求人のため応募が集まりすぎる。
大学職員の求人における倍率の高さを考えれば、たくさんの求人に出会える環境をつくっておいたほうがいいですからね。できるだけ多くの転職サイトに登録し、求人状況を随時チェックするようなかんじで進められれば、転職成功につながる確率も高まるはずです。
大学職員求人の探し方(転職サイト)
転職サイトに掲載されている求人の検索方法ですが、2パターンあります。転職サイトに登録したら、以下を参考に検索をかけてみてください。大学職員の求人に出会えますよ。
①検索窓にキーワードを打ち込んで検索
GoogleやYahooで何か調べものをするときと同じように、「学校法人」もしくは「学校法人 大学」というキーワードをサイト内にある検索窓に打ち込んで検索するとヒットします。
②職種カテゴリから検索
(例)
マイナビ転職
【公共サービス】>>【団体・学校法人職員】のカテゴリに掲載
リクナビNEXT
【教育・保育・公務員・農林水産・その他】>>【教育・保育・インストラクター・通訳・翻訳】or【公務員・団体職員】のカテゴリに掲載
大学職員の求人に強い転職エージェント
▼転職エージェントとは…?
登録しておくだけで希望条件に合った求人を紹介してもらえる転職支援サービス。非公開求人をメインに取り扱っている。
大学職員の求人は、転職エージェントでも数多く取り扱われています。ただし転職エージェントは公開している求人以外に非公開求人も多数保有しているため、各エージェントが大学職員の求人をどのくらい保有しているのかわからないのが正直なところ。なので、ここでは各エージェントが保有している公開求人数で比較してみました。
◆大学職員の求人【転職エージェント編】
2023年3月31日付
順位 | サービス名 | 公開求人数 |
1位 | doda | 24件 |
2位 | 9件 | |
3位 | 7件 | |
4位 | LHL転職エージェント | 5件 |
5位 | パソナキャリア | 4件 |
6位 | マイナビジョブ20’s | 0件 |
6位 | JACリクルートメント | 0件 |
6位 | ランスタッド ![]() | 0件 |
6位 | マイナビエージェント ![]() | 0件 |
6位 | 0件 |
※業界特化型のエージェントは対象外としています。
1位と2位のdodaとリクルートエージェントは、当然使ったほうがいいかなと。早慶、MARCH、関関同立といった有名人気私大も、この2つのサービスをよく使っているという話を聞きますので。求人を公開すると数千名規模で応募が集まり、採用担当者の負担が大きくなってしまうので、求人を公開せずに募集しているわけですね。
ちなみに、公開求人は誰でも見ることができますが、非公開求人は会員登録をしないとお目にかかれません。登録は無料なので、求人の顔ぶれを確認するだけでもやってみるといいでしょう。
また、ヒューレックス、LHH転職エージェント
も決してあなどれません。保有する案件数は上位2社に及びませんが、中堅どころや小規模の大学、地方の大学が名前を連ねていました。
掘り出し物…なんて言ったら、求人を出してる大学に怒られてしまうかもですが、中堅・小規模の大学や地方の大学は、かなりの穴場です。有名大学に比べて倍率が一気に下がりますし、知名度が低かったとしても大学職員の求人であることに変わりはないですからね。
大学職員求人の探し方(転職エージェント)
転職エージェントの場合、めちゃめちゃラクです。
転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーという転職支援のプロフェッショナルがもれなく担当者として付きます。このキャリアアドバイザーに「大学職員の求人があったら教えてください」と一言伝えておけばOK。そうすることで、求人が出てきたときに紹介してもらえるようになります。自分で求人情報をチェックする手間が省けるので、かなり便利です。(※自分で求人を検索することも可能ですよ)
登録さえすれば、あとはキャリアアドバイザーに「大学職員の求人よろしくです」と伝え、紹介を待つのみ。しかも無料で利用できるとくれば…使わない手はないですね。
大学職員の求人のありか【その他】
転職サイト、転職エージェント以外で大学職員の求人があるとすれば、各大学のホームページ、ハローワーク、新聞の折り込みチラシ・・・このあたりでしょうか。
各大学のホームページは膨大すぎますね。勤めたい大学が決まっているのなら網を張っておけばいいと思いますが、「ここ」という大学が明確になっていない方は、あまり現実的な探し方ではありません。
地方の大学なんかは、ハローワークにもよく求人を出しています。Uターンで地元の大学に転職したい、なんて方は一度のぞいてみることをおすすめします。(※ただし有名どころや大規模・中堅クラスの大学は期待薄です)
最後に、新聞の折り込みチラシ。僕が某大学に転職したとき、実は折り込みチラシの求人情報がきっかけでした。小さめの広告枠で情報も少なかったので、情報収集を目的に大学に直接電話をかけたことが始まりでしたね。ただ、折り込みチラシに求人を載せる大学は、レアな気がします。アルバイト・パートの募集なら話は別ですが。
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