地方で働きたいのに仕事がない…とっておきの秘策を教えます!

大学職員の適性・試験対策

地方に転職したいのに、パッとした求人がないんだよなぁ…

そんな方におすすめしたいのが、ずばり「電話」でのアプローチ。何それ?と思われるかもしれませんが、実はこれ、かなり効率の良い&成功確率の高い転職手法なのです(経験談)。

具体的には…
①興味のある会社をピックアップ
②電話をかける
③書類選考をお願いする

以上3点。とてもシンプルです。それぞれを説明する前に、まずは僕が「なぜそんなことをしたのか?」をお伝えします。

この記事を書いた人

大学職員の経験、丸7年。求人広告の制作実績、3,000件超。「大学職員」と「転職支援」の2つのキャリアをいかし、大学職員への転職を検討している方に現場の実態を伝えます。

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地方で仕事探し。なぜ電話?

僕の転職は、東京から地元へのUターン転職でした。30代になったら、生まれ故郷に戻ろうと決めていたのです。地元に戻ってもこれまで携わってきた広告制作や人材採用まわりの経験がいかせる仕事を、と考えていました。

とはいえ、自分の地元はメーカー企業の工場や大企業の支店・営業所が多い地域で、求人などを見ても工場勤務の技術職や営業職、もしくは販売・サービス業がほとんど。あらゆる媒体で求人を探しましたが、自分にマッチする案件はありませんでした。

そうなるともう、自分で探すしかありません。求人媒体に頼らず、興味のある会社・仕事を自分で見つけて、直接アプローチする以外にない、と。そこで実行したのが、電話をかけて「雇ってくれ」と直接お願いすることだったのです。

求人検索サイトや転職エージェントを活用した転職が主流な今、直接電話をかけてきて選考を依頼する人間などかなり希少なはず(むしろ怪しいかも…)。電話をかけること=熱意と受け取られて意外にうまくいくんじゃないか!?と少しの自信もあり、実行に移したわけです。

具体的に何をどうすればいいのか、時系列で説明していきますね。

①興味のある会社をピックアップ

自分の場合、最優先事項が「地元で働く」だったので、地元の数少ない企業の中から自分の希望要件である「広告制作や人材採用まわりの経験がいかせる仕事」を探す必要がありました。

まずは目ぼしい会社をネットで片っ端から検索していきました。ホームページがスカスカの会社も多く、情報収集は骨の折れる作業でしたが、15社ほどピックアップ。その後、優先順位をつけ、「大学」と「広告代理店」が最終候補として残りました。

ちなみに「大学」に行き着いたのは、広告制作のノウハウは広報部門でいかせそうだし、人材採用まわりのノウハウは学生の就職支援にいかせそうだし…という考察が背景にありました。

②電話をかける

希望する転職先をピックアップしたら、いよいよ電話です。代表電話の番号にかけました。いかにも取引先であるかのように現在の勤務先と自分の名前を淡々と名乗り、「採用の件でお話がありまして…」とカンタンに要件を伝え、人事部門につないでもらうのです。あとは正直かつ誠実に事情を説明するだけ。

ちなみに、自分が電話をかけたうちの1社に、社長が人事担当を兼任している会社がありました。「これは話が早い!」と思い、ここぞとばかりに猛アピールしましたね笑。

電話をかけるときに注意したいのが、電話をかける時間帯ですね。忙しい時間帯は会社によりけりですが、午前中にはかけないようにしました。仕事がひと段落するであろう15時以降をねらってかけましたね。

③書類選考をお願いする

当然のことながら、最終ゴールは「採用」を勝ち取ることですが、その前に「選考」をしてもらえなければ話になりません。つまり電話をかける最大の目的は、「それじゃ履歴書を送ってください」と言ってもらうことになります。

電話をかけて人事担当者(中小企業だと社長や取締役が兼任していることも多い)につないでもらえたら、以下のような流れで話を進めるとスムーズにいきます。

1.突然電話してしまったことを詫びる
2.なぜ電話したのかを伝える(熱意をこめて)
3.自分の職務経歴を端的に説明する
4.自分が貢献できる
ポイントを端的に伝える

ここまで会話が続けば、「それじゃ履歴書を送ってください」と言われる確率はかなり高くなります。僕の経験談ですが、まず最初に「え?どこで弊社を知ったんですか?」と喜ばれたり、「いま募集活動はしていないんですよね」と断られたこともありましたね。

電話アプローチは効果的!

電話によるアプローチを実際にやってみて感じたのが、「こんなに熱意が伝わるとは思ってもみなかった!」ということです。

転職活動をしていると、「熱意が伝わらない」「自己PRが苦手で」という理由で壁にぶち当たることがありますよね。「どうしても入りたい会社がある」という強い想いがありつつも、その熱意を企業側にどう伝えるべきか悩む…なんてことも。

そうしたモヤモヤが、この“電話”によって解決されるわけです。熱意は言葉ではなく行動で示してこそ伝わるものなんだなぁと、つくづく感じましたね。

事がすべてうまく進むとは限りませんが、僕の場合はわりとスムーズに話が進みました(結局は「大学」に転職しました)。地方での転職を考えている方、熱意を表現するのに悩んでいる方は、ぜひ一度お試しを!

★余談ですが、地方での転職を考えている方におすすめしたいのが、「大学職員への転職」という選択肢です。よかったら、地方での転職なら「大学職員」も選択肢に入れるべし!という記事もぜひ読んでみてください。

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