失敗しない転職活動の進め方とは?(STEP1:自己分析編)でも書きましたが、 転職活動で失敗しない秘訣は、順序に従ってやるべきことを淡々とやる、です。
順序とは以下の3ステップ。
▼STEP1:自己分析をする
▼STEP2:求人を探す
▼STEP3:選考を受ける
ということで今回は、STEP2として、求人を探すプロセスのお話です。
求人を探すとき、あなたはまず何から始めますか?また、どのように探しますか?
方法はいろいろ考えられるかと思います。
たとえば…
・ハローワークに行く
・知人に紹介してもらう
・転職サイトを活用する
・転職エージェントを活用する …etc.
先日、以下のツイートをしました。
求人の探し方
— てーや @転職支援ライター (@teeya_monokaki) September 13, 2021
◎転職サイトを使う(求人をたくさん見る)
◎転職エージェントを使う(アドバイスをもらう)
◎クチコミサイトを使う(実態を把握する)
この3点セットが鉄板かなと思います。転職サービスが充実している首都圏で転職を考えている方におすすめです。(地方で仕事を探す場合は例外)
こちらが理想的な「求人の探し方」です。
なぜこの方法が良いのか。以下で深堀りしていきましょう。
求人の理想的な探し方とは?
まず、結論から言います。
転職サイト・転職エージェント・口コミサイトを併用すべし!
理由は2点。
・たくさんの求人を閲覧できるため、気になる求人が見つかる可能性が高い。
・求人の優先順位をつけやすくなるため、転職活動が効率的に進む。
もう少し具体的に見ていきましょう。
たくさんの求人を閲覧するために、[転職サイト]を活用しよう
<たくさんの求人と出会えるか比較>
転職サイトを活用する | ◎ |
転職エージェントを活用する | 〇 |
ハローワークに行く | △ |
知人の紹介 | × |
まず、「なぜ求人をたくさん見る必要があるのか?」というそもそもの話からしますね。
これはとてもシンプル。可能性を広げるため、です。5件の求人しか見ない人と、30件の求人を見てる人では、自分にピッタリの求人に出会える確率が圧倒的に変わってくる。当たり前の話です。
「たくさんの求人と出会う」という観点からいうと、知人の紹介だけに頼るのは論外ですね。転職はあなたの人生を左右する非常に重要なイベントです。「知人にすすめられたから…」という理由だけで、他の求人を見ることなく転職先を決めてしまうのはリスクが高いです。たくさん求人を見て比較することを強くおすすめします。
ハローワークはわざわざ出かけなければならない、という点で非効率な気がします。求人情報の詳細さという観点からも、転職サイトや転職エージェントには勝てません。
転職エージェントはダメではないのですが、そもそも求人情報を得るのに適したサービスではありません。キャリアアドバイザーという転職の専門家が求人を紹介してくれるサービスなので、用途的に微妙ですね。
残るは転職サイト。こちらは求人の閲覧・応募を目的につくられているだけに、膨大な量の求人が閲覧できます。しかもWebなので、自分のタイミングでいつでもどこでも求人を見ることができるのも強い。
というわけで、たくさんの求人が閲覧できる転職サイトは必ず活用すべきです。
転職サイトを選ぶ際には、 30代におすすめの転職サイト【2選】の記事をご参照ください。
求人の優先順位をつけるために、[転職エージェント][口コミサイト]を活用しよう
求人をたくさん見た後は、「気になる」と感じた求人に優先順位をつけていきましょう。これが転職活動を効率的に進めるためのポイントになります。そして、優先順位をつけるうえでの判断材料になるのが、転職エージェントと口コミサイトなのです。
まず転職エージェントですが、前述したように、登録さえすればキャリアアドバイザーという転職の専門家が付きます。
転職のプロというだけあり、業界の動向や職種・給与の相場観などの転職ノウハウを豊富に有している。さらには、求職者のキャリアやニーズをふまえて適性診断などもやってくれる。
つまり、今どの業界がアツいのか、あなたに向いている職種は何なのか、などを懇切丁寧に教えてくれる力強いサポーターといえるでしょう。
しかも、こうしたサービスが無料で受けられる。使わない手はないです。
転職支援サービスのなかでも個人的におすすめしたいサービスについては、30代におすすめの転職エージェント【2選】にまとめています。よろしければ、こちらもご参照ください。
次に口コミサイト。おすすめの飲食店を探すとき、何かモノを購入するとき、 口コミサイトを利用する人も多いと思います。同様に転職活動においても、近年では 口コミサイトの活用がスタンダードになってきているのです。
ぶっちゃけ、ホームページや求人サイトの募集要項を見ても、会社の実態・内情はわかりません。職場環境や社風、給料、評価制度、残業、有休の取得状況など、“本当に知りたいこと”がブラックボックス化してしまっている。
そんなときに役立つのが、 口コミサイトなのです。詳しくは転職活動で必ず使うべき[口コミサイト]とは?(おすすめも紹介)をご覧いただけると参考になるはずです。
ということで、求人探しに関する結論は以下です。
求人を探すときには
[転職サイト・転職エージェント・口コミサイト]の3点セットを併用すべし!
地方での仕事の探し方
もちろん、地方で仕事を探す場合においても、大前提は「転職サイト・転職エージェント・口コミサイトの3点セットの併用」です。
ただし、大規模都市圏ではなく、ほんとうの地方(語彙力w)の場合、これらの3点セットが充分に揃わないことが予想されます。
実は僕も東京→地方に転職をした経験があります。ところが、大手の転職サイトを見ても目ぼしい求人は一件もありませんでした。転職エージェントも同様です。
飲食店のクチコミサイトといえば『食べログ』ですが、地方の場合、食べログの情報もうっすいんですね(投稿数が少ない)。これと同じように、会社のクチコミサイトにおいても、投稿が少ない(もしくはゼロ)です。
なので、理想は3点セットの併用ですが、地方で仕事を探す場合は、ハローワークに頼らざるをえないのかな、というのが実感です。
そんななか、僕が行なった転職活動はかなり特殊です。カンタンに言うと、「気になる会社に電話をかけまくる」というやり方です。
話すと長くなるので、詳しくは地方で働きたいのに仕事がない…とっておきの秘策を教えます!の記事をご覧ください。僕の実話をふまえたノウハウですので、きっとお役に立てるはずです。
転職活動では何社受けるべきか?
これもよく聞くお悩みです。
結論は、「何社でもOK」です。5社でも10社でも、極端にいえば1社でも。ちなみに、僕が東京→地方に転職したときは、2社の選考を受けました。
「何社選考を受けるか」よりも「何社の求人を見たか」が重要だと個人的には考えます。前述したように、求人の閲覧数が多ければ多いほど、自分にマッチした求人に出会える確率が高くなるからです。
逆に、「1件しか見ていないけど、応募して内定をもらえたらここで決める」とか、「知人に紹介してもらった会社なので、ここしか選考は受けない」とかは、まじでリスクが高いので注意です。
時間は有限なので、求人の閲覧ばかりに時間を費やすわけにはいきませんが、たくさん見るのに越したことはない、ということですね。
まとめ
繰り返しにはなりますが、今回の結論です。
求人を探すときには
[転職サイト・転職エージェント・口コミサイト]の3点セットを併用すべし!
現場からは以上です。
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